64bit ビルド: [5.3.0.14092] - Windows 10 またはそれ以降、[5.3.0.14093] - macOS 10.14 またはそれ以降
今回のアップデートにはLoupedeck Live S のサポート、マルチトグルやAppleScript用アクションなどの新しい機能が追加されました。その他細かいアップデートやバグ修正に対応しています。
リリースノート5.3.1 もあわせてご確認ください
5.3 で追加された新機能
- Loupedeck Live S をサポート
- 新しいカスタムアクション: マルチトグル(macOS / Windows)
- AppleScript用アクション(macOS)
- 新しいカスタムアクション: アプリケーションを開く(現在macOS のみ)
- macOS用初期設定プロファイルを更新
- OBS Studioプラグインのセキュリティを向上
- M1macでの高いCPU負荷とメモリ使用に関する問題を修正
ハードウェア・サポート(v.5)
- Loupedeck CT
- Loupedeck Live
- Loupedeck Live S
- Razer Stream Controller
Loupedeck+ のユーザーは引き続きソフトウェア5.1 をご利用ください。
ソフトウェア・サポート(macOS & Windows)
- Ableton Live 11
- Adobe After Effects
- Adobe Audition
- Adobe Lightroom Classic
- Adobe Illustrator
- Adobe Photoshop 2022
- Camera Raw (Photoshopのみ)
- Adobe Premiere Pro (2021 or newer)
- Capture One
- Spotify Premium
- OBS Studio (v28.0 またはそれ以降)
- Philips Hue (Bridge)
ソフトウェア・サポート(macOSのみ)
- Final Cut Pro
- macOSのみ
ソフトウェア・サポート(Windowsのみ)
- Streamlabs (v0.20 またはそれ以降)
- Windows
- vMix
アップデート内容(全体)
システム
- 新しい設定:
- Live S 用のダイヤル設定 (デバイス設定 / Live S)
- PC起動時にLoupedeckを自動的に起動 ( "デバイス設定"→"全般" )
- プロファイルの読み込み処理を改良: 自動でアプリケーションを選定
- 遠隔データ収集方法を改良
- 以下の場所に詳細な説明を ON/OFF スイッチを追加: File\Settings\Global Settings\Analytics
- アセットのインストールが失敗した時のエラーメッセージを修正
UI
- プラグインアクションのマルチステートに対応
- UI上で選択されたデバイス情報をマーケットプレイス起動時に保持
- "アイコンを編集" の文字をアイコンエディターに追加
- アイコンのリサイズツールを更新
- macOS: UIのアイコンを更新
- 実行アクションで変数(パラメータ)を利用する際の詳細説明を追記
- "グループ" を "フォルダ" に名称変更
- UI の左下にズーム機能を追加
デバイス
- 新機種: Loupedeck Live S
アクションとダイヤル調整
- 追加されたアクションとダイヤル調整:
- マルチトグル・カスタムアクション
- 最大5つのアクションを一つのボタンに集約(ボタンを押すごとに機能が切り替わります)
- LEDの明るさ調整機能(Device Actions/Device Settings\Device Appearance)
- LEDの明るさのリセット機能(Device Actions/Device Settings\Device Appearance)
- バックライトの調整機能の移動: \device settings\device appearance\
- アクションパネル内のMIDI アクションの移動、コピー、ペースト機能を改良
- "アクティブ化" アクションフォルダを削除(割り当てられた機能は継続)
- 代わって、"アプリケーションを開く" カスタムアクションを追加
- "Do not rotate Display" を "Reset Display Rotation" に名称変更
- "アプリケーションを開く" アクションにオートフィル機能を設定
- プロファイル内のアクションを改良: 既存のアクションもカスタム可能になりました
- アクションフォルダが新規作成された時、フォルダ名を "編集" 状態に設定
- Possibility to have action settings (availability depends on the plugin)
- OSアクション内にあった "デバイスナビゲーション" を、"Loupedeckデバイスアクション" 内に移動
- マクロアクションエディターを改良し、アクションの追加方法をより簡単に
- "アプリケーションを開く" のアクションエディター画面で、テキスト入力でドロップダウンメニューが開く
macOS 限定
- 追加されたカスタムアクション
- アプリケーションを開く
- 追加されたアクション:
- AppleScript用アクション
- "メディアストップ" アクションは削除(macOSに存在しないため)
- 名称変更されたアクションとダイヤル調整:
- "Brightness" から "Brightness (Laptop)" へ変更
- "Brightness Down " から "Brightness Down (Laptop)" へ変更
- "Brightness Up " to "Brightness Up (Laptop)" へ変更
SDK
- RunCommand のアップデート(virtual ApplyAdjustment method)
- SDKプラグイン例にコメントを追加
- exe の改良
- より長いコマンド名を使用
- インストール可能な lpug4 ファイルを生成 ("pack" コマンド)
- Windowsインストーラーから exe を削除
- プラグインディベロパーはGitHub からプラグインを取得できます
Windows 限定
- “Alt+Tab” アクションを “Task Switcher” に名称変更
- 名称変更されたアクションとダイヤル調整:
- "Brightness" から "Brightness (Laptop)" へ変更
- "Reset Brightness" から "Reset Brightness (Laptop)" へ変更
その他
- オンボーディングウィザードで新機能に関する説明ページを追加
- "利用可能な新バージョン" の通知にダウンロードリンクを設置
アップデート内容(プラグイン)
Ableton Live
- Live S 用初期設定プロファイルを追加
After Effects
- Live S 用初期設定プロファイルを追加
- アクションパネルを整理: フォルダ構成にサブフォルダを追加
Audition
- Live S 用初期設定プロファイルを追加
Capture One
- Live S 用初期設定プロファイルを追加
Final Cut Pro
- Live S 用初期設定プロファイルを追加
Illustrator
- Live S 用初期設定プロファイルを追加
Lightroom
- Live S 用初期設定プロファイルを追加
macOSのみ
- CT /Live / Live S 用初期設定プロファイルを追加
OBS
- WEBソケットの接続にパスワード保護を設置
- Scenes, Sources, Scene Collections を Scene, Source, Scene Collection に名称変更
- 変更されたアイテムに関する情報収集パフォーマンスを向上
Photoshop
- Live S 用初期設定プロファイルを追加
Premiere Pro
- Live S 用初期設定プロファイルを追加
配信用ソフトウェア
- Live S 用初期設定プロファイルを追加
Streamlabs
- シーン、ソース、オーディオ、オーディオのミュートに関する説明を更新
Twitch
- アクション名を説明を更新
vMix
- Live S 用初期設定プロファイルを追加
Windows
- Live S 用初期設定プロファイルを追加
バグ修正(全体)
UI
- アイコンのリサイズ時にアイコンエディターがスペースを取りすぎる→修正
- アイコンエディターの位置を修正
- UI でプロファイルを選択すると、ホームワークスペース、アクティブなワークスペースのボタンが強調されるように修正
- プレス機能のみを割り当てたダイヤルが空に表示される→修正
- クラシックUI に切り替えた時にソフトウェアが閉じて再起動できない問題を修正
- プラグインコントロール内の "Up to Date" テキストのリンクを削除
- Enter ボタンとEcs ボタンの動作を統一
- サウンドアクションが検索に表示されない→修正
- Loupedeck がトレイで終了されるとUI の動作も終了するように修正
- MIDI アクションを新規作成した際に余分なフォルダが生成されないように修正
システム
- CT のホイールウィジェットの問題を修正
- UI で選択されたデバイスと、接続されたデバイスが異なるバグを修正
- Loupedeckソフトウェアを再起動した際にバックライトの設定がリセットされるバグを修正
- 同じプラグインにもう一つの初期設定プロファイルを追加した際に、ソフトウェアがクラッシュするバグを修正
- 遠隔データの収集を拒否した際にデバイスがフリーズする現象を修正
アクションとダイヤル調整
- 作成されたダイヤル調整アクションが正しいフォルダに保存されるように修正
- MIDI 調整に間違ったホバーテキストが出ていた問題を修正
バグ修正(プラグイン)
Ableton Live
- クリップローンチモードを修復
macOSのみ
- M1mac で高いCPU負荷とメモリ使用の問題を解決
- アプリケーションフォルダからLoupedeck を起動する際の問題を解決
- Visual Studio を利用中に、スリープモードから起動した際にデバイスがフリーズする現象を解決
- コピー&ペーストが編集不能な複製を作成してしまうバグを修正
- アクションパネルでアクションを切り替えた際にスクロールが遅くなる問題を修正
- BigSur でトラブルシューティングのバグを修正
- 起動後にパフォーマンスが低下するバグを修正
Lightroom
- ホイールウィジェットを修復
- ワークスペースメニューから、動作していないモードどワークスペースが非表示になる問題を修正
OBS
- "Volume Mixer" アクションでブラウザソースの追加/操作が可能になるように修正
- ジェネラルオーディオが利用できなくなる問題を修正
Phillips Hue
- ソフトウェア5.2.1 をインストール後にプラグインが非表示なるバグを修正
- カラー設定の無いライトの場合、カラー調整機能が非表示になるように修正
Streamlabs
- アクションボックスでいくつかのカスタム調整が利用できないバグを修正
既知の問題
概要:
- macOS: 2つの異なるバージョンのアプリケーションがインストールされている際に、古いバージョンのアプリケーションが起動してしまう場合がある
- Loupedeck+ がスリープモード後に立ち上がらない場合がある
- Live2D とLibreOffice がLoupedeckコントローラに認識されない
- スクリーンがロックされていてもLoupedeck Live がアクティブになる場合がある(Windows)
- ディベロッパーがクラウド環境にアクセスできない場合がある
- マーケットプレイス内の "no internet connection" の通知が翻訳されずに表示される
- 検索バーで検索した時に、 "保存されたカスタムアクションフォルダ" の中に該当するアクションが含まれていても、"カスタム" タブがハイライトされない
- CTのホイール画面に、透明アイコンまたは黒地アイコンが黒地にグレーで表示される
- Loupedeck+ / Original が接続された際、ソフトウェアが操作できない
- ソフトウェアの画面で、タスクバー内でのプロファイルの変更がアクティブなアプリケーションを認識しない
- 空のカスタムフォルダしか削除ができない
カスタム調整
- "Optional action before" の調整が削除できない。対処法として、アクションタイプを変更してください(例: "実行" に変更して、その後 "ショートカット"に戻してみる)。
Ableton Live
- Ableton Live 10 のプラグインは手動でLoupedeckサポートページからダウンロードしてください
- “Clip Launch Mode” – Live S でコントロールセンターに不具合がある
After Effects
- 英語以外の言語で使用中に、いくつかのショートカットが動作しない
- After Effects v.22.3 またそれ以降のバージョンがM1mac で操作できない(次回リリースで修正予定)
Audition
- 複数のLoupedeckデバイスがコントロールサーフェスに認識される(Audition 上でのバグ)
詳しくはこちらの記事をご覧ください
Capture One
- 表示されないアイコンがある (例: Set Rating)
- Loupedeck+ / Loupedeck Original: コントロールダイヤルとクロップが機能しない
- ブラシツールがアクションが使用された際に開かない (Windows)
- クロップルーツがアクションが使用されても動作しない
Final Cut Pro
- アクション名の翻訳などが一時的に利用不可になっている
Illustrator
- Shiftキーを含むショートカットで、Shiftキーが実行されない。このバグは主に "Tools" タブで確認されています。
Lighroom Classic
- "Masking" ワークスペースが空の状態になっている(更新方法に関する記事はこちら)
- マスキング中にホームボタンを押しても現像モードの戻らない
- いくつかのブラシパラメータがアクションリスクとから消えている
- "ダイヤルでクロップツールをアクティブにする" が正常に動作しない
- Loupedeck+ で Rating/Col. のボタンが押され続けていると、CT / Live のフィルタリングアクションに不具合が生じる
- キーボードグループのアクションが動作しない
Twitch
- ビューワーカウント・ウィジェットが正常に反応しない
OBS Studio
- Windowsのみ: OBS Studio を閉じてから数秒後に再起動すると、Loupedeck が接続の終了を認識せず、再接続できない(5.0.3)
- シーンコレクションの変更が、不具合を生じることがある
- Loupedeckコントローラを起動時にアイコンがアップデートされない
Phillips Hue
- コントロールセンター使用時に、以下のアクションが実行された後に消えてしまう: 明るさ、色相、色温度
- 長押しが効かない
- Live S: コントロールセンターで色温度の調整機能が利用できない
Photoshop
- ダイナミックページが新UI利用時に追加されない
- Loupedeck+, Loupedeck Original: メインのダイヤルが全て機能しない
(Camera Raw では機能する) - ACRツールが閉じない (Photoshop のAPIの不具合)
Photoshop (Camera Raw)
- カラーグレーディングが機能しない
- キーボードでフィンランド語が選択されていると、ズームアウトするとズームインする
- グレイン量の調整が機能しない
- アイコンを押してツールを閉じる操作が機能しない
Premiere Pro
- 14.0より以前のバージョンで、スクリプトの実行エラーのメッセージが表示され、Loupedeck を利用できない。それ以降のバージョンでは確認されていません。
(トラブルシューティングの詳細はこちら)
Spotify Premium
- "音量が調整できません、再生可能なデバイスがありません" というエラーが出る場合がある
- Spotify アカウントをサインアウトしても再度サインインしてしまう
vMix
- ダイナミック・コントロールセンター(インプットスイッチャー、オーディオミキサー等)がセッション中に送られた新しいインプットを認識しない時がある →Loupedeckソフトウェアの再起動で解決する可能性があります
- ダイナミック・コントロールセンターの機能で、Live Sのタッチボタンで調整できないものがある