API / SDKベースとショートカットベースのアクションの違い

API/SDKベースとショートカットベースのアクションを比較し、その違いをご説明します。

Loupedeck システムでは、ターゲットソフトウェアとの通信に 2 種類のコマンドを使用しています。API/SDK コマンド(SDK は API コマンドを含むソフトウェア開発キット)と、キーボードショートカットです。この 2 つは同じに見えますが、動作は異なります。

アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)とは、開発者がソフトウェアの作成や外部システムとのやり取りを行う際に使用する、一連のコマンド、関数、プロトコル、オブジェクトのことです。これらのコマンドは Loupedeck サービスからターゲットアプリケーションのプラグインに送信され、より深いレベルでソフトウェアに作用し、デバイスとターゲットアプリケーション間のより高度な通信を可能にします。API コマンドは、キーボードの設定と無関係であり、またターゲットアプリケーションがアクティブでない場合でも送信することができます。

キーボードショートカットとは、コンピューターのキーボード上での一連のキー操作やその組み合わせであり、これを使用してソフトウェアのコマンドを呼び出せます。これらは通常、ユーザーが定義でき、いくつかのデフォルトのショートカットが用意されています。キーボードショートカットは、キーボードレイアウトによって異なりますが、ほとんどの場合、送信を成功させるためには、対象となるアプリケーションがアクティブである必要があります。これらのアクションは、Loupedeck カスタムプロファイルの作成にも使用されます。

Loupedeckでは、主にターゲットアプリケーションソフトウェアとの通信にAPIコマンドを使用しますが、ターゲットアプリケーションが特定の操作のためのAPIコマンドを持っていないような場合には、キーボードショートカットを使用することがあります。