マスク機能の使い方

マスク機能の追加、編集・削除を、Loupedeck を使って操作してみましょう。

マスキング用のワークスペースが空になっている、もしくはアクションが少ししか設定されていない場合は(例: 時計やホイールのみ)、先にこちらの記事をご参照ください!

新規マスクの追加

通常、Lightroom Classic 上でマスクを作成するには、2つのステップが必要です: マスクモードを選択し、マスクツールを選択します。Loupedeck では、このマスク追加作業が効率化されます。 

Lightroom Classic の初期設定、 "Basic Adjustm." ワークスペースからマスクツールを選択してください。ツールと連携したマスクが作成され、Lightroom Classic がアクティブになります。

マスクとマスクツールがアクティブ化された後、画像にマスクを描いたり追加することができます。必要に応じて画像のパラメータを調整してください。

ヒント!ブラシをコントロールするには、 "マウスホイール:垂直" でブラシサイズを操作し、"マウスホイール:垂直+Shift" でぼかしを調整できます。

※ブラシサイズのみを調整したい場合は、直接マウスで操作する方が簡単です。

注意! Loupedeck+ / Loupedeck Original はマスキングツール(旧ローカルツール)に直接アクセスすることができます(Loupedeck+ ではブラシボタン及びL1-L3ボタン)


複数のマスクを追加する

マスキング・ワークスペースがアクティブな時、Loupedeck CT 上のLightroom Classic の初期設定は右図のようになっています(Loupedeck Live でもほぼ同じ)。

新規のマスクを追加するには、マスクのタイプ(ブラシ、線形グラデーション、円形グラデーション、空、被写体)を選択してください。Lightroom Classic が選択したマスクを追加します。ダイヤルで画像を調整してください(ダイヤルが複数の調整ページを持っている場合は、スワイプして項目を変更してください)。


マスクとマスクツールの選択

複数のマスクを作成した場合、Loupedeck CT のマスクホイールは全てのマスクを表示します。

ホイールの画面をスワイプ(またはホイールを回転)してマスクのリストを変更することができます。ホイールの真ん中に表示された白文字のマスクが選択されたマスクです。選択されるマスクは、自動でリアルタイムに選択されます。

右にスワイプすると、選択されたマスクに使用されているマスクツールに移動します。マスクツールのリストも、マスクと同様に操作できます。

左にスワイプすると、ツールリストからマスクリストへと戻ります。

ヒント!Lightroom Classic 上でマスクとツールの名前を変更しておけば、実際の効果が覚えやすくなります!例えば機能に関する名前で、レンガトーンという名前にしておけば、Mask 7 よりもわかりやすいです。


マスクの追加と削除

マスクの追加と削除は、マスクをアクティブ化している状態で、コントロールセンターのいずれかのボタンを押すと動作します(左写真)。マスクツールがタッチスクリーンに表示され、選択することができます。

 

マスクの追加、または削除のコントロールセンターには、数種類のマスクツールがセットされています。ボタンを押して選択したマスクツールをマスクに適用できます。

コントロールセンターが開いている間、複数のマスクツールを選択することができます。

コントロールセンターから元のマスキング・ワークスペースに戻るには、上矢印(↑)、または左上のダイヤルを押してください。


マスクの編集

マスクを編集するには、マスクワークスペースに移動し、編集したいマスクを選択する必要があります。編集したいマスクを選択すると、それぞれの値(露光量、コントラスト等)をダイヤルで調整することができます(Lightroom Classic 上でマウスで変更することもできます)。

マスクを選択する

マスクのリストに移動すると、Loupedeck CT のマスク用ホイールでは "No Mask Selected" と表示されます(右図参照)。

Lightroom Classic 上でマウスで選択するか(Loupedeckコントローラも動きに連携します)、次のように直接Loupedeckコントローラで選択しましょう:

  1. 左右にスワイプしてマスクのリストを移動する(1番目のマスクをアクティブ化)
  2. 上下にスワイプ、またはホイールを回して編集したいマスクを選択する

マスク機能にアクセスする(サブモード)

いずれかのマスクツールをアクティブにすると、新しいマスクが作成されます。

画像に対してマスクエリアを適用しない場合、他のマスク関連に機能(例: "既存のマスクを選択" )をアクティブにすると、作成されたマスクは自動的に破棄されます