64ビットビルド:(.10496) Windows 10 & (.10497) macOS 10.14 とそれ以降
今回のアップデートでは、新しいアイコンライブラリー、◉ボタンのカラー変更機能(簡略化プロファイル)、ホイールウィジェットの更新、MIDI機能のUIへの統合、Lightroom のマスキング機能、カスタムアクションとモーダルの更新、プラグインの更新やその他多くのバグが修正されました。
ハードウェア・サポート(v.5)
- Loupedeck CT [CT]
- Loupedeck Live [Lv]
ハードウェア・サポート(v.2)
- Loupedeck+ [LD+]
- Loupedeck Original [LD]
ソフトウェア・サポート(macOS & Windows)
- Ableton Live 10 [CT, Lv]
- Adobe After Effects [LD+、CT、Lv]
- Adobe Audition [LD+, CT, Lv]
- Adobe Lightroom Classic [全種類]
- Adobe Illustrator [CT、Lv]
- Adobe Photoshop 2021 [All devices]
- Camera Raw (Photoshopのみ) [全種類]
- Adobe Premiere Pro [LD+、CT、Lv]
- Capture One [全種類]
- Skylum Aurora HDR(v.1.2 またはそれ以降)[LD+, LD]
- Spotify Premium [CT, Lv]
- OBS Studio (v26.0 またはそれ以降) [CT, Lv]
- Philips Hue (Bridge) [CT, Lv]
ソフトウェア・サポート(macOSのみ)
- Final Cut Pro (macOS) [LD+, CT, Lv]
- macOS [CT, Lv]
ソフトウェア・サポート(Windowsのみ)
- Streamlabs (v0.20 またはそれ以降) [CT, Lv]
- Windows [CT, Lv]
- vMix [CT, Lv]
新機能
アイコンライブラリ
- アイコンの種類が多数追加されました
- ソフトウェアから、用意されたアイコンを直接ダウンロードすることができます(SideshowFXのサンプルアイコンを含みます)
システム
- 起動時に "Loupedeckを起動します" の通知を追加
- 簡略化プロファイル: ◉ボタンのカラーを24色のLEDから選択可能(右図参照)
- ホイール:スクリーンに1種類のアクション、回転に1種類の調整の設定が可能に
- 設定画面でソフトウェア及びファームウェアのバージョンをコピーする機能を追加
- プラグイン毎のインストール(ソフトウェア全体のアップデート不要)
- Buttons 1x1 ホイールウィジェットの追加(右図参照)
改善ポイント (全体)
概要:
- Enter/ReturnキーでOK、ESCキーでキャンセル機能
- ショートカットによるカスタムアクションを設定した場合は無効になります
- アナログ時計のウィジェットに、ホイールリングのカスタム調整に加えて、アクションの追加が可能になりました(右図参照)
- 遠隔測定データ収集の同意ウィザードの内容を修正(ユーザーは途中でウィザードを閉じることができ、その場合、自動的に "いいえ" が選択されます)
アイコンとアイコンエディター
- アイコンエディターの参照先フォルダをシステムデスクトップに変更
カスタム操作
- マウスでキーモード修飾キーを選択可能に(右図参照)
macOSのみ
- インストーラの動作を改善
MIDI
- MIDIアクションが利用可能(利用方法はこちら)
- 値の入力フローを改善
改善ポイント(各プラグイン)
Ableton Live
- Ableton Live 11 にネイティブ対応
Lightroom
- UIから旧マスキングモデルを削除
- マスクを削除した後に、以前のマスクを選択するように修正(修正前:マスク機能からジャンプアウト)
- アクションに新しいアイコンを追加
- アクション名を更新:
- Select Mask Tool -> List All Tools
- Select Mask Tool by Active Mask -> List Tools
OBS Studio
- ウェブソケットの接続を改善
- Loupedeck専用のウェブソケットプラグイン
- 明るい背景のアクション名を黒に変更
- 暗い背景のアクション名を白に変更
Streamlabs
- オーディオソースをダイヤルに割り当てると、ミュート/リセット機能を自動的にダイヤルのプレス機能に割り当てるように修正
- 明るい背景のアクション名を黒に変更
vMix
- PTZ カメラ- コントロールセンターに追加 (利用方法はこちら)
- ティルトとズーム、パンをコントロール
- PTZ カメラのホイールウィジェット
- リプレイアクションを追加
- 初期設定プロファイルに2つのワークスペースを追加
- 対応したカラーアイコンと共に、カテゴリーのインプット機能を追加
バグ修正(全体)
UI
- カスタムアクションを移動すると、UIが更新(5.0.3)
- コピー/ペーストの際にアイコンもコピー(例:プロファイル間でのコピー時)
- ホイールアクションの編集時にUndo/Redo キーが動作するように修正
- UIのリフレッシュ動作を改善
- デバイス上でページをスワイプした時にUIのタッチボタンやアクションが消えないように保持
- マクロのコピー/ペーストが可能に
- ドロップダウンメニューを開いた時に前回のホバー効果を適用しない
- 新しいワークスペースのホームワークスペースへの設定を即時に反映
- 以前はプロファイルに割り当てられていたが今回のアップデートでアクションライブラリから削除されたアクションに関して、"N/A StartApp" を非表示に変更
- 削除されたアクションは "N/A" (Not Available)アイコンで表示されます
- 改行コードの “\n” をドロップダウンメニュー内でスペースで表示
- ページ間の移動時に、割り当てられたアクションを保持
- "PrintScreen" キーをカスタムアクションとして追加可能に
- 機能が割り当てられた/割り当てられていない◉ボタンの背景色を同期して表示
- プロファイル名の変更時に、ドロップダウンメニューにも反映
- 非表示にされたアプリケーションは、ソフトウェアの再起動時にも非表示を保持
- 検索をクリアした時にダイヤルアクションのウィンドウを閉じない
Loupedeck+ / Loupedeck Original(旧UI)
- "\n" コードをスペースに置き換え
- "\n" コードはテキストを改行するキーで、新UIではテキストを整理するために利用可能です
macOSのみ
- 各プラグインが初回利用時に正確に読み込まれるように修正(5.0.3)
- 機能しなかった一時停止アクションを削除し、プロファイル内ではミュート機能に変更
- インストールのウィザード内で "ストリーミング" を選択した際に、適切なプラグインをUI上でアップデート
システム
- LibreOffice アプリケーションを正常に認識し、プロファイルを読み込み
- アクションが保存された時にアイコンがぼやけないように修正
- Windowsキーを利用したカスタムアクションやショートカットが正常に動作
- 新規ワークスペース作成時に干渉してしまう古いプロファイルを削除
- スリープモード時にクラッシュしてしまう現象を修正
- *Windowsのみ: 初期設定プロファイルから "command" キーを削除
- UI上の表示に合わせてデバイス上で正確にプロファイルを表示
- Shift などのキーボード修飾キーを押した時に、一番最初のキーだけでなく、押している間は常に適用されるように修正
- "Shift+Alt" キーのショートカットが正常に動作
- 何度か起動された後でも、ボリュームミキサーコントロールセンターでボリュームソースを表示
- ウィザードが一旦閉じられると、同一のデバイスでは自動的に表示されないように修正
- 読み込まれたプロファイルを、プロファイル名も含めて自動的に追加
- デバイスが接続されていない場合でも、リンクされたアカウントは選択されるように修正
- アプリケーションを起動する "アクティブ化" アクションに、Adobeソフトウェアのアイコンを多数追加
バグ修正(プラグイン)
Final Cut Pro
- Loupedeck+ と Loupedeck Original でRGBカラーホイールの調整機能が利用可能
Lightroom
- コピー/ペーストの設定がマスク情報を含まないように修正
- "全ての設定をコピー/ペーストする" ではマスク情報もコピーの対象に含まれます
- マスク機能の初速をスピードアップ
- マスク機能の終了時にデバイスがリフレッシュされないバグを修正
- Loupedeck+ とLoupedeck Original でカラーグレーディングのリセット機能が利用可能に
- マウスでリサイズする際に、4:3, 16:9 or 8, 5:11 などのクロップ機能のアスペクト比を保持
OBS Studio
- OBS Studio の再起動時に、読み込みエラーによってLoupedeck ソフトウェアがクラッシュするバグを修正(5.0.3)
- Loupedeckソフトウェア起動後にOBS Studio を起動しても正常に認識されるように修正
- 背景に対応して、アクションテキストの色を修正
- スタジオモードの時にシーンを変更
- オーディオフォルダ内に全ての利用可能なオーディオソースを表示
- 接続後に全てのフォルダが読み込まれ表示されるように修正
Phillips Hue
- Loupedeckソフトウェア起動時に、既にPhilips Hue bridge にアカウント登録したユーザーにも登録へと進むバグを修正
- Philips Hue の接続時にソフトウェアが常にアップデートするように修正
Premiere Pro
- ソフトウェアのインストール後に、"PremierProをアクティブ化"のアクションが利用可能
- ショートカットを利用したアクションをプロファイルに設定した際に動作し、かつアクションリストからは非表示になるように修正(例: Loupedeck+またはLoupedeck Original の初期設定プロファイル内の "右へシャトル"、"左へシャトル")
Streamlabs
- アップデート後にプラグインを読み込み
- プロファイル作成後にアクションのコードorテキストを非表示
- 作成されたシーンを、シーン名のフォルダではなく "シーン" フォルダに保存
- シーンの追加で新たなフォルダが作成されないように修正
Twitch
- 数時間の配信後に接続が切れるバグを修正
- 例: このバグによりチャットメッセージが動作しませんでした
既知の問題
概要:
- ワークスペースやページが対応するメニューから割り当てられない
- "ナビゲーションアクション" から割り当ててみてください
- macOSで、別のバージョンのアプリケーションがインストールされている際に、Loupedeck でプレスアクションを実行すると非アクティブなバージョンが起動する
- ある環境において、Loupedeck+ がOS のスリープモード後に起動しなくなる
- Loupedeck+ / Loupedeck Original が旧UI の初期段階で接続が切れてしまう
- "Optional action before" の調整が削除できない。対処法として、アクションタイプを変更してみてください(例: "実行" に変更して、その後 "ショートカット"に戻してみる)
Ableton Live
- Ableton Live 11 を利用中に "winerror 10035" というエラーが出る。このエラーが出てもプラグインは利用できます。(トラブルシューティングの詳細はこちら)
- Ableton Live 10 のプラグインは手動でLoupedeckサポートページからダウンロードしてください
After Effects
- 物理的なキー割当の違いにより、英語キーボード以外では機能しないショートカットがある
Audition
- 複数のLoupedeckコントロールサーフェスが表示される(Audition 側のバグ)
(トラブルシューティングの詳細はこちら)
Capture One
- いくつかのアイコンが表示されない(例: Set Rating)
- Loupedeck+ / Loupedeck Original: コントロールダイヤルとクロップが機能しない
Final Cut Pro
- アクション名の翻訳などが一時的に利用不可になっている
- いくつかのカラーホイールの調整項目の翻訳名が間違っている
Lightroom Classic
- "Masking" ワークスペースが空の状態になっている(更新方法に関する記事はこちら)
- マスキング中にホームボタンを押しても現像モードの戻らない
- いくつかのブラシパラメータがアクションリスクとから消えている
- 画像をコピーした際にホワイトバランスが無視され、画像が意図しない形で変更されてしまう
- ダイヤル調整でクロップツールをアクティブにした時に、挙動がおかしい
- Lightroom とOS でドイツ語が選択されていると、グローバルカラーグレーディングの調整が正常に機能しない
- Loupedeck+ で Rating/Col. のボタンが押され続けていると、CT / Live のフィルタリングアクションに不具合が生じる
OBS Studio
- Windowsのみ: OBS Studio を閉じてから数秒後に再起動すると、Loupedeck が接続の終了が完了していないと認識し、再接続できない(5.0.3)
Photoshop
- ダイナミックページが新UI利用時に追加されない
- Loupedeck+, Loupedeck Original: メインのダイヤルが全て機能しない
(Camera Raw では機能する)
Photoshop (Camera Raw)
- カラーグレーディングが機能しない
- キーボードでフィンランド語が選択されていると、ズームアウトするとズームインする
Premiere Pro
- 14.0より以前のバージョンで、スクリプトの実行エラーのメッセージが表示され、Loupedeck を利用できない。それ以降のバージョンでは確認されていません。
(トラブルシューティングの詳細はこちら) - "Select Look" の機能が "Looks" のドロップダウンリスト内で何も選択できない
Spotify Premium
- デバイスアクションのアイコンが表示されない
vMix
- ダイナミックコントロールセンター(スイッチャーのインプット、オーディオミキサーなど)がセッション中に新しいインプットを認識しない。Loupedeck ソフトウェアを再起動すると解決します。